猫の7歳は人間の44歳。壮年期から考えたい、家具選び。

猫の7歳は人間の44歳。壮年期から考えたい、家具選び。

猫の7歳は、人間でいうと44歳前後にあたるそうです。まだまだ元気に見えても、身体の中ではゆるやかに"壮年期"がはじまっているといわれています。

『ねこ検定 公式ガイドBOOK 初級編』では、猫と人の年齢換算がわかりやすく整理されています。子猫の1年で人間の15歳、2年で24歳、それ以降は1年あたり約4歳ずつ加算していくのが目安だそうです。7歳の猫は人間で言うと44歳前後、10歳で56歳前後、15歳になると76歳に届きます。同じ本では、猫の一生を「子猫(〜1歳)」「青年(1〜6歳)」「壮年(7〜10歳)」「老年(11歳以上)」の4つに区切って整理されており、壮年期の特徴として書かれているのが「身体能力が緩やかに衰え始める」というフレーズです。

人間の40代と重ねてみると、感覚が少しつかみやすくなります。階段を駆け上がれないわけではない、ただ、以前ほど"なんでもない動作"ではなくなってきた、そのくらいの時期にあたるのではないでしょうか。

『ねこ検定 公式ガイドBOOK 中級・上級編』では、加齢にともなう変化として、関節やしぐさの項目に「ジャンプを嫌がる」「階段を躊躇する」「寝ている時間が増える」といったサインが紹介されています。気をつけたいのは、こうした変化が"老年期になってから一気に出る"とは限らないことです。壮年期のあいだに少しずつ重なっていって、ある日「最近、上のキャットタワーまで上がらなくなったかも」と気づく、というのが実際のところに近いようです。

猫は元々、不調をあまり表に出さない動物だといわれています。元気そうに見えても、本人なりに"いつもの居場所"を静かに見直していることがあるのかもしれません。同書では、年齢を重ねるにつれて寝ている時間そのものが増えていく傾向にあるとも紹介されています。子猫は遊んでは寝るを繰り返し、青年期で活動量がピークに達して、壮年期から少しずつ"休む時間"の比率が上がっていく、というイメージです。だとすれば、休む場所そのものを"楽に入れる・落ち着ける"ものに整えておくことが、これからの暮らしを支える土台になっていきそうです。

シニア期に入ってから生活環境を大きく変えるのは、猫にとってかなりの負担になりやすいといわれています。同書の「ストレス4要因」では、生活環境の変化そのものが代表的なストレス源として挙げられており、高齢猫の章でも「ベッドの出入りしやすさ」「段差の緩和」「滑らない床材」といった、なるべく身体に負担をかけない環境づくりが紹介されています。年齢を重ねてから新しい家具に慣れてもらうよりも、若いうちから一緒に使ってきたものを残しておくほうが、猫にとっては楽な選択になりそうです。

壮年期にさしかかる7歳前後で、低めの居場所をひとつ加えておく。それだけで、これから先10年、15年と続く生活の負担が、少しずつ変わってくるのではないでしょうか。Cat Cellarは、若い猫ちゃんが爪とぎ・隠れ家として使い続けながら、年齢を重ねたあとも自然に居場所として残せる、長く付き合える一台です。お迎えのタイミングに迷ったときは、いまの年齢ではなく「これから何年一緒に過ごすか」で考えていただけますと幸いです。

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※参考:ねこ検定 公式ガイドBOOK 初級編(新版)p.38-39「猫の一生」「猫と人の年齢換算」/ねこ検定 公式ガイドBOOK 中級・上級編(新版)p.86-87「老化のサイン」、p.90-91「高齢猫の介護と環境づくり」

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