私たちはもともと大学の授業をきっかけにダンボール家具のアイデアに行きつき製作をはじめました。

環境に優しいから始めたの??と聞かれることも多いのですが、もともと注目していたのは一人暮らしの大学生の家具の課題でした。

 

一人暮らしの大学生の課題

一人暮らしの学生は数千円台の安価で無難な家具を購入しがちです。サイズも多くは選べません。引越しの時には、新居に手間とお金をかけて持っていくほど高級なものではなく、また新居に合うかどうかもわからないため捨ててしまうことも多いです。

粗大ゴミとして捨てるのは大変です。処分するアイテムの種類からゴミ処理券の枚数を計算、1-2ヶ月先まで埋まったスケジュールから日にちを選択し、粗大ゴミ処理券を購入・貼り付けして立会いの元処分する必要があります。

買取のサービスを提供している会社もありますが、組み立て式の安価な家具だと引き取りが不可になってしまいます。

人に譲るにしても人脈が乏しければ難しいですし、引き取り手のタイミングにも大きく依存します。

もちろんお金を払って引き取ってもらうのもばかばかしい感じがします。

ダンボールに注目した理由

代表の和田は学生時代に進学・休学・復学等のタイミングで7回も引っ越しており、安価な家具を買っては捨てる、この状況にうんざりしていました。

デザインがよく、空間にあったサイズのオーダーメイドができて、安価な、処分しやすい家具が作れたら、そんな想いでカミカグは始まりました。

私たちが注目した素材はダンボールでした。

ダンボールは安くて軽い。しかも資源ごみとしてリサイクルができる。また加工性に優れており、3Dデータをもとにすれば複雑な立体も作ることができる。

ダンボールは安っぽいイメージがありますが、素材としての価値がまだまだあると思っています。例えば、ダンボールがもっとカラフルで美しくて耐水性があるようなものだったらいろんな活用方法があると思いませんか??

また、国内で95%以上のリサイクル率を誇る材料はダンボールだけです。私たちがダンボールで世の中にわくわくするプロダクトをどんどん生み出し、そのプロダクトが既存のリサイクルのチャネルを通して、新しい材料に生まれ変わる。そんなサステナブルな循環を作っていきたいと考えています。

そうしてコストダウンによって、もともと考えていた学生の家具の課題にもアプローチしていける未来を夢見ながら活動しています。

カミカグのコンセプト

最後にカミカグのコンセプトについても触れておきます。

 

「空間にフィット、きっと地球にも」

 

このブランドコンセプトには、美しい家具で空間を豊かにするというコンセプトを実現しながら副次的に環境に優しいダンボール素材で地球への負荷の低減にも貢献していきたいという思いが込められています。

「ダンボールだから環境に優しいよね」というお声をいただくことがあります。これは間違ってはいないと思いますが、私たちの目指すものは「ダンボールだから買いたい」と思われるプロダクトです。

そしていいものが選ばれた結果、環境への負荷が社会全体として低減されていく、そういった世界が作りたい。そのためダンボールだからこそできる価値を追求した美しいプロダクトをカミカグは発信・提供し続けます。

家具を購入していただかなくても構いません。ただファンにはなってもらえたら嬉しいです。記事を読んでダンボール家具の未来にワクワクした方ぜひカミカグを応援してください。