
この度はCat Plateをお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本製品に関する使用方法・注意事項は当ページに記載しております。
【内容物】
・本製品
・滑り止めシール(表裏の取替時に使用)
【使用方法】
・平坦な場所に設置してお使いください。
・表面が摩耗した際には、裏面の滑り止めシールを剥がし、その代わりに付属の滑り止めシールの剥離紙を剥がして、同様の位置に取り付けてください。
【取扱上の注意】
- 誤った取り扱いをすると人や猫がけがをする恐れがあります。安全に使用できる場所に置いて使用中は十分にご注意ください
- 暖房器具など火気のそばに置いたり、熱湯や水をかけないでください。人や猫のやけど、火災や製品の変形・破損などの原因となります。
- 爪とぎという性質上、猫が体重をかけたり、爪をかけたまま遊んだりします。必ず、周囲に壊れやすいものがなく、水平で安全な場所に置いてください。
- 腐食や変形・変色の原因となりますので、以下のことに注意してください。
- 水分、油分、洗剤、汚れ等が付着した場合はすぐにふき取ってください。
- 湿気の多い場所や加湿器の傍に置かないでください。
- 直射日光や強い照明が当たる場所に長時間放置しないでください。
- 猫の使用を想定した商品です。人間が座ったり、乗ったりしないでください。
- 猫や人の予期せぬ行動により発生した怪我・事故・破損に対する補償はいたしかねます。
- 天災等の不可抗力や不当な修理・改造による事故・破損に対する補償は致しかねます。
- 万が一破損してしまった場合は、使用をやめてください。けがや事故の原因となります。
- 廃棄の際は、お住まいの市区町村自治体のルールに従って廃棄をお願い致します。
※万が一、愛猫に異常が現れた場合は本製品の使用を中止し、獣医師にご相談ください。
その他お気付きの点はお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
皆様と共にこの紙製の家具の可能性を今後も広げていきたいと考えております。今後とも変わらぬご愛顧のほど何卒よろしくお願い致します。
株式会社カミカグ代表取締役
和田亮佑
furnyaを作る人たち
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furnyaをつくる人vol.1 獣医だからこそ大切にしている「猫の目線」
Cat Cellarをはじめとするfurnyaブランドのプロダクトは複数の専門家の協業により作られています。今回はプロダクト監修を手掛ける獣医にゃんとすさんにお話を伺いました。 1. 普段のお仕事について教えてください私は普段、犬や猫の難病に対する新しい治療法の研究に携わっています。その一方で、XやInstagramでは、獣医師としての立場から、猫と暮らす飼い主さんに役立つ健康や行動の知識を発信しています。最先端の研究によって「いまは救えない命」を将来救えるよう取り組む一方で、臨床の現場では「飼い主さんに正しい知識さえあれば救えたのではないか」と痛感することもありました。だからこそ研究で未来をつくり、発信で今を守ることの両方を大切にしています。 2. CatCellarの監修でどんなことに気を使われていますか監修で最も大切にしているのは、「猫の目線で考えること」です。もちろん私は猫ではありませんが、習性や行動学、そして最新の研究知見を踏まえて、できる限り猫の立場に立ったアドバイスを心がけています。猫は登ったり、隠れたり、見張ったり、爪を研いだりと、本能的な欲求をたくさん持っています。また、多頭飼いの環境では、それぞれの猫が安心して過ごせるよう、パーソナルスペースを守る工夫も必要です。そうしたポイントを意識しながら、猫にとって「安全で、心地よく、そして自分の場所だと感じられる空間」になっているかを確認しています。 3. なぜfurnyaとコラボレーションしているのかfurnyaと一緒なら、おしゃれさと実用性を大切にしながら、本当に猫のためのものづくりができると思いました。猫にとっての良さを見極め、それをfurnyaが人にとって暮らしやすいデザインとして形にしてくれる。だからこそ、猫も人も快適に過ごせる家具が生まれるのだと思います。 4. CatCellarはどんな方におすすめ?CatCellarは、猫にとって良いものを選びたい方にはもちろんおすすめですし、同時にお部屋の雰囲気やデザイン性にもこだわりたい方に合うと思います。研ぎカスが出にくく長持ちするので、人間にも優しい製品だと思います。
furnyaをつくる人vol.1 獣医だからこそ大切にしている「猫の目線」
Cat Cellarをはじめとするfurnyaブランドのプロダクトは複数の専門家の協業により作られています。今回はプロダクト監修を手掛ける獣医にゃんとすさんにお話を伺いました。 1. 普段のお仕事について教えてください私は普段、犬や猫の難病に対する新しい治療法の研究に携わっています。その一方で、XやInstagramでは、獣医師としての立場から、猫と暮らす飼い主さんに役立つ健康や行動の知識を発信しています。最先端の研究によって「いまは救えない命」を将来救えるよう取り組む一方で、臨床の現場では「飼い主さんに正しい知識さえあれば救えたのではないか」と痛感することもありました。だからこそ研究で未来をつくり、発信で今を守ることの両方を大切にしています。 2. CatCellarの監修でどんなことに気を使われていますか監修で最も大切にしているのは、「猫の目線で考えること」です。もちろん私は猫ではありませんが、習性や行動学、そして最新の研究知見を踏まえて、できる限り猫の立場に立ったアドバイスを心がけています。猫は登ったり、隠れたり、見張ったり、爪を研いだりと、本能的な欲求をたくさん持っています。また、多頭飼いの環境では、それぞれの猫が安心して過ごせるよう、パーソナルスペースを守る工夫も必要です。そうしたポイントを意識しながら、猫にとって「安全で、心地よく、そして自分の場所だと感じられる空間」になっているかを確認しています。 3. なぜfurnyaとコラボレーションしているのかfurnyaと一緒なら、おしゃれさと実用性を大切にしながら、本当に猫のためのものづくりができると思いました。猫にとっての良さを見極め、それをfurnyaが人にとって暮らしやすいデザインとして形にしてくれる。だからこそ、猫も人も快適に過ごせる家具が生まれるのだと思います。 4. CatCellarはどんな方におすすめ?CatCellarは、猫にとって良いものを選びたい方にはもちろんおすすめですし、同時にお部屋の雰囲気やデザイン性にもこだわりたい方に合うと思います。研ぎカスが出にくく長持ちするので、人間にも優しい製品だと思います。
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furnyaをつくる人vol.2 建築家の視点から叶えた細やかなデザインディレクション
Cat Cellarをはじめとするfurnyaブランドのプロダクトは複数の専門家の協業により作られています。今回はプロダクトデザインを手掛ける平林航一氏にお話を伺いました。 -普段のお仕事について教えてください 一級建築士として、建築デザインの仕事をしています。-Cat Cellarの設計にあたって、ネコちゃんのために意識したポイントを教えてください 爪を研いだり、中に入って隠れたり、緩やかな曲線の上でくつろいだり、トンネルから見え隠れするおもちゃで飼い主さんと遊んだり、猫の大好きを1つのデザインに詰め込みました。 -その他細かいこだわりポイントを教えてください。 柔らかな流線型の段ボール波板は、猫が爪を研ぎやすく、かつ身体にフィットしてくつろぎやすいようにデザインしています。 材料には研ぎカスの出にくい強化段ボールを採用しました。段ボールの美しい断面の表情も魅力の1つです。-にゃんとす先生の監修はどのように設計に反映されていますか ネコにとってどんな空間が心地良いかなど、空間コンセプトの策定から、細部の寸法ディテールについてまで、ネコファーストのデザインとなるようににゃんとす先生に全て監修してもらいました。 また、にゃんとす先生に何度か試作品を実際に使っていただき、細かなレビューを反映しながらデザイン調整を進めました。 -Cat Cellarの設計にあたり苦労した点を教えてください。 大きく2つありますね。 一つ目は接合部の設計です。爪を研いだ天板がぼろぼろになってきたら、天板を取り外して裏返したり、下の板と取り換えたり出来るようになっています。この機構の検討に多くの試行錯誤が必要でした。二つ目はネコのスケール感です。ネコちゃんにも大きな子と小さな子がいます。個性が異なるネコちゃんに心地よく使ってもらえるような寸法の設定を、試作品をいくつも作りながら決定していきました。 -他の爪とぎ製品に比べてなぜCat Cellarはインテリアに馴染むのですか 曲面が3枚重なっているシルエットをスッキリと見せるために、それ以外の印象をできる限り無くすようにデザイン調整しています。下部の支えを出来る限り目立たなくしたり、曲面の薄さを追及したり、仕上げ面の塗装色を段ボールと合わせたり、、、これらの操作によって極めてスッキリしたデザインとなっています。 また、本来の段ボールが持つアースカラーも相まって、結果としてどんな空間にも馴染むシンプルで優しいデザインとなりました。
furnyaをつくる人vol.2 建築家の視点から叶えた細やかなデザインディレクション
Cat Cellarをはじめとするfurnyaブランドのプロダクトは複数の専門家の協業により作られています。今回はプロダクトデザインを手掛ける平林航一氏にお話を伺いました。 -普段のお仕事について教えてください 一級建築士として、建築デザインの仕事をしています。-Cat Cellarの設計にあたって、ネコちゃんのために意識したポイントを教えてください 爪を研いだり、中に入って隠れたり、緩やかな曲線の上でくつろいだり、トンネルから見え隠れするおもちゃで飼い主さんと遊んだり、猫の大好きを1つのデザインに詰め込みました。 -その他細かいこだわりポイントを教えてください。 柔らかな流線型の段ボール波板は、猫が爪を研ぎやすく、かつ身体にフィットしてくつろぎやすいようにデザインしています。 材料には研ぎカスの出にくい強化段ボールを採用しました。段ボールの美しい断面の表情も魅力の1つです。-にゃんとす先生の監修はどのように設計に反映されていますか ネコにとってどんな空間が心地良いかなど、空間コンセプトの策定から、細部の寸法ディテールについてまで、ネコファーストのデザインとなるようににゃんとす先生に全て監修してもらいました。 また、にゃんとす先生に何度か試作品を実際に使っていただき、細かなレビューを反映しながらデザイン調整を進めました。 -Cat Cellarの設計にあたり苦労した点を教えてください。 大きく2つありますね。 一つ目は接合部の設計です。爪を研いだ天板がぼろぼろになってきたら、天板を取り外して裏返したり、下の板と取り換えたり出来るようになっています。この機構の検討に多くの試行錯誤が必要でした。二つ目はネコのスケール感です。ネコちゃんにも大きな子と小さな子がいます。個性が異なるネコちゃんに心地よく使ってもらえるような寸法の設定を、試作品をいくつも作りながら決定していきました。 -他の爪とぎ製品に比べてなぜCat Cellarはインテリアに馴染むのですか 曲面が3枚重なっているシルエットをスッキリと見せるために、それ以外の印象をできる限り無くすようにデザイン調整しています。下部の支えを出来る限り目立たなくしたり、曲面の薄さを追及したり、仕上げ面の塗装色を段ボールと合わせたり、、、これらの操作によって極めてスッキリしたデザインとなっています。 また、本来の段ボールが持つアースカラーも相まって、結果としてどんな空間にも馴染むシンプルで優しいデザインとなりました。
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furnyaをつくる人vol.3 猫と人の暮らしを上質に表現するアートディレクション
Cat Cellarをはじめとするfurnyaのプロダクトは複数の専門家の協業により作られています。今回はグラフィックデザインを手掛ける佐藤祐太郎氏にお話を伺いました。 -普段の仕事について教えてください 広告やロゴ、ポスターなどのグラフィック制作を中心にデザイナーとして活動しています。 -furnyaのロゴデザインはどのようにして生まれたんですか 自分がこのプロジェクトに参加した時は既にプロダクトがほぼ完成されている状態で、「猫にとっても嬉しい場所、人にとっても嬉しいインテリア」というコンセプトが明確化されていました。 そのため猫と人の暮らしが重ね合わさった世界観をいかに上質に表現するかを心がけてロゴを制作しました。 猫と人が同居していて、尚且つ品性やおしゃれ感の印象を持つロゴを目指しました。なのでタイポグラフィは上質感やしなやかさを表すカリグラフィと、プロダクトのモダンさを表すウェイトの細いサンセリフ体を組み合わせたロゴとして制作しています。 -今後のfurnyaにおけるグラフィックデザインの展望について教えてください ブランドのイメージや印象を決めるものとしてグラフィックデザインは欠かせない要素だと思います。特にfurnyaは既存の猫用家具よりもデザインの重要度が高いため、プロダクト以外の箇所でも他のブランドよりも世界観の構築が必要になります。そのためにはSNSやパッケージ、取り扱い説明書などの一つ一つのツールのクオリティを磨くことがブランドの雰囲気作りに繫ると考えています。そういったグラフィックデザインの側面からfurnyaの世界観の構築に今後も努めていきたいと思います。
furnyaをつくる人vol.3 猫と人の暮らしを上質に表現するアートディレクション
Cat Cellarをはじめとするfurnyaのプロダクトは複数の専門家の協業により作られています。今回はグラフィックデザインを手掛ける佐藤祐太郎氏にお話を伺いました。 -普段の仕事について教えてください 広告やロゴ、ポスターなどのグラフィック制作を中心にデザイナーとして活動しています。 -furnyaのロゴデザインはどのようにして生まれたんですか 自分がこのプロジェクトに参加した時は既にプロダクトがほぼ完成されている状態で、「猫にとっても嬉しい場所、人にとっても嬉しいインテリア」というコンセプトが明確化されていました。 そのため猫と人の暮らしが重ね合わさった世界観をいかに上質に表現するかを心がけてロゴを制作しました。 猫と人が同居していて、尚且つ品性やおしゃれ感の印象を持つロゴを目指しました。なのでタイポグラフィは上質感やしなやかさを表すカリグラフィと、プロダクトのモダンさを表すウェイトの細いサンセリフ体を組み合わせたロゴとして制作しています。 -今後のfurnyaにおけるグラフィックデザインの展望について教えてください ブランドのイメージや印象を決めるものとしてグラフィックデザインは欠かせない要素だと思います。特にfurnyaは既存の猫用家具よりもデザインの重要度が高いため、プロダクト以外の箇所でも他のブランドよりも世界観の構築が必要になります。そのためにはSNSやパッケージ、取り扱い説明書などの一つ一つのツールのクオリティを磨くことがブランドの雰囲気作りに繫ると考えています。そういったグラフィックデザインの側面からfurnyaの世界観の構築に今後も努めていきたいと思います。
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furnyaをつくる人vol.4 東大建築発ベンチャーとしての猫×インテリアへのこだわり
Cat Cellarをはじめとするfurnyaブランドのプロダクトは複数の専門家の協業により作られています。今回はfurnyaブランドを運営する株式会社カミカグの代表和田亮佑氏に話を伺いました。 -普段のお仕事について教えてください カミカグは文字通り「紙」の「家具」。紙素材を用いた家具・インテリアの企画・製造・販売を目的に生まれた東京大学での研究を起点に生まれたベンチャー企業です。 現在は「猫と暮らすインテリア」を掲げるfurnyaブランドをメインの事業として展開しています。 -なぜもともとダンボールをはじめとする紙素材に着目したのですか カミカグは私が大学院時代に研究活動の一環で生まれたものです。私個人は当時都内を中心に7回の引っ越しを経験し、その度に、より持ち運びやすく、いざとなれば処分も容易な、新しい家具の選択肢が作れないかということを思案していました。 そのような中で軽量で環境負荷も小さい、リサイクル率の高い素材として注目したのがダンボールです。当時、東京オリンピックの選手村でダンボール製のベッドが導入されたことがニュースになり、ダンボールのインテリアへの応用の可能性が認知され始めたタイミングでした。 建築学を学んでいたバックグラウンドから、より「ダンボールっぽさ」を超えた、強靭でデザイン性の高いインテリアが作れるのではないか、ということを考え、3DCAD・デジタル加工などを使い、意匠性を強みとした、ダンボール製家具を研究し、事業化しています。 -なぜfurnyaブランドを始めたのですか? 我々が活動をする中で、時折耳にしたのがペット、特にネコちゃんの爪とぎとしてのニーズです。ダンボールを積層させて作るような製品は世の中に多くない中で、そのような製品として爪とぎが普及している業界というのは非常に特徴的です。 また、その中でも爪とぎについては①加工の選択肢が限られるため、デザイン性の幅が少ない ②研ぎカスによる掃除の手間が生じる という課題感が存在していることが分かりました。 我々は、製造からこのダンボールという素材に向き合ってきたからこそ、よりデザインに関して自由度の高い製品が作れます。また素材に関してもダンボールの物性や流通周りの知見から、研ぎカスが出にくいもの、より頑丈なものというところに対しては新しいものが作れるという確信がありました。 その中で作ったのがキャットセラーという商品です。キャットセラーの反響を受けて、今後はもっとネコちゃんとその飼い主の方の暮らしにおいて、求められる良いプロダクト・サービスを作っていきたいと考え、全面的に事業の方向性を集中させています。 -なぜfurnyaは他社と比べてデザイン性に強みがあるのですか 我々は建築家のデザインが入っていることも特徴的ですが、それ以上に建築家やプロダクトデザイナーにとって、実現したい形状やアイデアを実装できる製造側のノウハウを持っていることが最大の強みです。 分かりやすいところでいえば、我々はダンボール素材を中心に作っていますが、最終的なインテリアの品質を担保する観点では木などの他素材も柔軟に取り入れています。構造的に、機能的に、よりよいものを柔軟に使って設計に組み込んでいるところが他社にはないポイントかなと思います。 またキャットセラーは非常に薄い曲板の連結で構成されています。一見すると構造的に不安に見える薄さも、材質の選定、構造的な検討、耐荷重試験などを通してインテリアの品質で実現しています。ネコちゃんに嗜好性の高いダンボール素材を使いながらインテリアとしての十分な品質を担保することができるのは我々の大きな強みだと考えています。 -研ぎカスは他社のものに比べて出にくいと言えますか? はい。材料については紙の材質から定量的に必要な坪量(㎡当たりの重量。ダンボールの強さを決める)を算出し、材料を特注しています。我々はダンボール×インテリアの専門企業だからこそ、適切な材料選定に関して自信を持っています。 -今後の展開について教えてください 爪とぎを中心として、よりこれまでなかったような新しい良質な製品を作っていきたいと考えています。キャットセラーで両面取替可能なものを実装しているように、これまでなかったような機能性と、我々の強みとなるデザイン性をもとに製品開発を続けて参ります。
furnyaをつくる人vol.4 東大建築発ベンチャーとしての猫×インテリアへのこだわり
Cat Cellarをはじめとするfurnyaブランドのプロダクトは複数の専門家の協業により作られています。今回はfurnyaブランドを運営する株式会社カミカグの代表和田亮佑氏に話を伺いました。 -普段のお仕事について教えてください カミカグは文字通り「紙」の「家具」。紙素材を用いた家具・インテリアの企画・製造・販売を目的に生まれた東京大学での研究を起点に生まれたベンチャー企業です。 現在は「猫と暮らすインテリア」を掲げるfurnyaブランドをメインの事業として展開しています。 -なぜもともとダンボールをはじめとする紙素材に着目したのですか カミカグは私が大学院時代に研究活動の一環で生まれたものです。私個人は当時都内を中心に7回の引っ越しを経験し、その度に、より持ち運びやすく、いざとなれば処分も容易な、新しい家具の選択肢が作れないかということを思案していました。 そのような中で軽量で環境負荷も小さい、リサイクル率の高い素材として注目したのがダンボールです。当時、東京オリンピックの選手村でダンボール製のベッドが導入されたことがニュースになり、ダンボールのインテリアへの応用の可能性が認知され始めたタイミングでした。 建築学を学んでいたバックグラウンドから、より「ダンボールっぽさ」を超えた、強靭でデザイン性の高いインテリアが作れるのではないか、ということを考え、3DCAD・デジタル加工などを使い、意匠性を強みとした、ダンボール製家具を研究し、事業化しています。 -なぜfurnyaブランドを始めたのですか? 我々が活動をする中で、時折耳にしたのがペット、特にネコちゃんの爪とぎとしてのニーズです。ダンボールを積層させて作るような製品は世の中に多くない中で、そのような製品として爪とぎが普及している業界というのは非常に特徴的です。 また、その中でも爪とぎについては①加工の選択肢が限られるため、デザイン性の幅が少ない ②研ぎカスによる掃除の手間が生じる という課題感が存在していることが分かりました。 我々は、製造からこのダンボールという素材に向き合ってきたからこそ、よりデザインに関して自由度の高い製品が作れます。また素材に関してもダンボールの物性や流通周りの知見から、研ぎカスが出にくいもの、より頑丈なものというところに対しては新しいものが作れるという確信がありました。 その中で作ったのがキャットセラーという商品です。キャットセラーの反響を受けて、今後はもっとネコちゃんとその飼い主の方の暮らしにおいて、求められる良いプロダクト・サービスを作っていきたいと考え、全面的に事業の方向性を集中させています。 -なぜfurnyaは他社と比べてデザイン性に強みがあるのですか 我々は建築家のデザインが入っていることも特徴的ですが、それ以上に建築家やプロダクトデザイナーにとって、実現したい形状やアイデアを実装できる製造側のノウハウを持っていることが最大の強みです。 分かりやすいところでいえば、我々はダンボール素材を中心に作っていますが、最終的なインテリアの品質を担保する観点では木などの他素材も柔軟に取り入れています。構造的に、機能的に、よりよいものを柔軟に使って設計に組み込んでいるところが他社にはないポイントかなと思います。 またキャットセラーは非常に薄い曲板の連結で構成されています。一見すると構造的に不安に見える薄さも、材質の選定、構造的な検討、耐荷重試験などを通してインテリアの品質で実現しています。ネコちゃんに嗜好性の高いダンボール素材を使いながらインテリアとしての十分な品質を担保することができるのは我々の大きな強みだと考えています。 -研ぎカスは他社のものに比べて出にくいと言えますか? はい。材料については紙の材質から定量的に必要な坪量(㎡当たりの重量。ダンボールの強さを決める)を算出し、材料を特注しています。我々はダンボール×インテリアの専門企業だからこそ、適切な材料選定に関して自信を持っています。 -今後の展開について教えてください 爪とぎを中心として、よりこれまでなかったような新しい良質な製品を作っていきたいと考えています。キャットセラーで両面取替可能なものを実装しているように、これまでなかったような機能性と、我々の強みとなるデザイン性をもとに製品開発を続けて参ります。