猫が「隠れる」ことでストレスは下がる、というオランダの研究の話

猫が「隠れる」ことでストレスは下がる、というオランダの研究の話

新しい家に迎えた初日、大掃除で家具の配置が変わった夜、連休に泊まりの来客があった週末。猫は私たちが思う以上に、静かに緊張しているようです。そんなとき、ふっと身を隠せる場所が一つあるかどうかで、彼らの落ち着き方は大きく変わるのかもしれません。保護猫を対象にしたオランダの研究が、この感覚に科学的な裏付けを与えてくれました。

人と暮らす猫は、いつも穏やかに日向ぼっこをしているようでいて、じつは環境の変化に敏感な動物です。家具の位置が少しずれた、いつもと違う洗剤の匂いがした、宅配便のチャイムが続いた。どれも人間にとっては小さな出来事ですが、猫にとっては空気の密度も音の響きも、ふだんと違う一日になります。

ソファの裏にずっと潜っている、呼んでも出てこない、ごはんの食いつきが少し鈍い。こうしたサインが見える日は、猫の中では「新しい環境」を処理している時間なのかもしれません。このとき、飼い主がいくら「大丈夫だよ」と声をかけても、猫自身が「自分で選んで身を引ける場所」を持っているかどうかが、安心への近道になるようです。

オランダ・ユトレヒト大学のヴィンケ博士らが2014年に発表した研究では、保護施設に新しく入った19匹の猫を2つのグループに分け、隠れ箱を与えた猫と与えなかった猫を14日間にわたって観察しました。評価にはKessler and TurnerのCat Stress Scoreという指標が使われ、姿勢、表情、尻尾の動き、呼吸の様子まで細かく数値化されています。結果ははっきりしていました。隠れ箱があった猫は、観察開始から3〜4日目の時点で、ストレススコアが有意に低い水準に落ち着いていたのです。隠れ箱のない猫たちはスコアの変動が大きく、環境への慣れにも時間がかかる傾向が見られました。

隠れる、という一見後ろ向きに見える行動が、猫にとってはむしろ積極的な「自己回復」の手段になっているという示唆です。

この研究結果は、新しく迎えた猫だけの話ではありません。来客、引っ越し、多頭飼いのスタート、動物病院から帰った日、ペットシッターさんが来た日。愛猫の生活の中には、実は小さな「新しい環境」が何度も訪れています。Cat Cellarはワインセラーをモチーフにしたインテリア家具ですが、S字のウェーブ構造と複数の穴が、結果としてこの「隠れ場」の役割を自然に担ってくれます。完全に閉じられた箱ではなく、中から外の様子がしっかり見える。視界と逃げ道を確保しながら、自分の体は薄いダンボールの壁にやわらかく守られている。このつくりが、警戒と安心のちょうど中間の場所を、リビングの真ん中にひとつ生み出してくれるのです。

実際、「新しく猫を迎えた初日からすんなり入ってくれた」「来客のときに自分からスッと潜り込んでいた」というお声を、購入後のお客様からいただいています。

爪とぎ・インテリアとしてお求めいただいて、結果的にシェルターとしても使ってもらえれば、それはそれで損のない買い物になるのではと感じています。見た目はワインセラー、機能は猫のウェルフェアに。どちらも諦めずに済む選択肢として、Cat Cellarをリビングに一台置いてみていただけますと嬉しく思います。

使い方に関して質問がある方はお気軽に公式LINEからメッセージ頂けますと幸いです。お客様担当のスタッフが回答させて頂きます。

公式LINEはこちらから

ブログに戻る

※参考:Vinke CM, Godijn LM, van der Leij WJR. Will a hiding box provide stress reduction for shelter cats? Applied Animal Behaviour Science, 2014. DOI: 10.1016/j.applanim.2014.09.002

ブログに戻る

キャットセラーは多くのお客様に選ばれています。